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住まいのこだわり

『台風24号を体験して』オール電化とガス併用、その選択について ②

前回に引き続き今回もまた、9月末の台風24号による大停電を体験し、
住まいの造り手として考えさせられたことについてお話しさせていただきます。

今回の停電に限らず、災害時に電気やガス、水道などのライフラインが
すべて停まってしまった時、復旧の速さはどうなのでしょうか?
一般的に、プロパンガス、水道、電気、都市ガスという順で復旧されると言われています。
(あくまで「一般的」ということでご了承下さい。)
そのため、災害を想定すれば、プロパンガスを併用するお宅が最も安心と言えるかもしれません。

また、私が3日間以上に渡る長い停電を体験して痛感させられたのは、日頃の電気の使い方です。
災害時にも慌てずに対応するには、普段から電気に頼り過ぎず、必要のない箇所の照明は消したり、
コンセントを抜いておいたりといった省エネ意識を持つことが重要ではないでしょうか。

たとえば、一般家庭における照明器具についても、設置する数自体を見直す必要があると思います。
日本の住宅は海外に比べて照明の数が多く、より明るさを求める傾向が強いため、
間接照明を主としたシティホテルなどでは、日本人は「照明が暗い」と感じる人が多いとも言われています。
しかし、細かな作業をする場合を除き、室内の照明はある程度落とした方が
心身共にリラックスできるというのが定説です。
それに、明るすぎる環境や便利過ぎる環境に慣れてしまうと、災害時のダメージがその分大きくなりがちです。

最近は、高気密・高断熱による省エネ環境+オール電化+太陽光発電により
「消費する電力」と「創る電力」をプラスマイナスゼロにする「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」が
注目を浴びていますが、本当にそこまでの装備が必要でしょうか。
その前に、そもそもエネルギーに頼り過ぎない生活を送るにはどうしたらよいかを考え、
「ZEH」の損得をしっかりと検討する必要があるのではないかと思います。
住まいの作り手として、大いに反省しつつ今後のスタンスを今一度再考すべきである、そのように思える今回の台風でした。


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